今回読んだ本は友人に借りた「居眠り磐音シリーズ」を数冊。
佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸双紙 万両ノ雪」。
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師走の喧騒が江戸に漂う頃、筑前若松を発った坂崎磐音とおこんは帰府の途次にあった。一方、南町奉行所年番方与力の笹塚孫一は、厄介な事態に直面していた。六年前、笹塚が捕縛した男が島抜けし、江戸に向かったというのだが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十三弾。
品川さんが大活躍で頼もしい。そして磐音の登場の仕方がかっこいいわ。
磐音、かっこよすぎかな。

佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸双紙 朧夜ノ桜」。
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梅香漂い、江戸が小正月を迎える頃、佐々木磐音はおこんとともに麻布広尾村に出向いていた。御典医桂川国瑞と織田桜子の祝言への列席であったが、折しも、界隈で横行する不逞の輩が花嫁行列を塞ぎ…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十四弾。
やっと磐音とおこんの祝言。
そして、祝言の直前、直後まで忙しい磐音。
おこんさんは本当に大変だ。
それから読売屋の人たちがいい感じだね。
草双紙に仕立てて、マスコミの正義を貫いている。

佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸双紙 白桐ノ夢」。
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神保小路に初夏の陽射しが降りそそぐ頃、佐々木磐音、おこん夫婦は尚武館道場で穏やかな日々を送っていた。そんな折り、西の丸に出仕する依田鐘四郎を通じ、家基より予て約定のものを手配いたせとの言伝がもたらされるが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十五弾。
西の丸様は面白いね。
偉い人の息子ほど自由がないから憧れるのだろうけど、「鰻を食べたい」と言って、家臣が右往左往するのが本当に面白い。
私の好きな竹村さんが久々に登場。
もっと出てくればいいのにな。
どこが好きかと言われると説明しにくいが、やっぱり憎めないところだろうな。

佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸双紙 紅花ノ邨」。
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百日紅が咲き誇り、江戸が晩夏に移ろう頃、佐々木磐音は吉原会所の若い衆とともに奥州道中を北へと向かっていた。奈緒の嫁いだ紅花大尽前田屋に奇禍が降りかかる騒ぎが起き、山形藩も関わっているというのだが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十六弾。
奈緒が出てきた。正直、太夫ではない奈緒にはあまり興味がない(笑)
おこんがかわいそうかな。
夫が元許嫁の窮地を救いに行くって…、
それが磐音なんだとしても、複雑よな。

佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸双紙 石榴ノ蠅」。
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蟋蟀の鳴き声が初秋を告げる頃、出羽山形を発った佐々木磐音と吉原会所の若い衆は、日光道中の帰路を急いでいた。江戸を目前にした千住掃部宿で、磐音はお家騒動の諍いにより窮地に陥った若侍を助けるのだが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十七弾。
久々に「笹塚様、うちの旦那様は南町奉行所の役人ではございませぬ」と言うせりふが出てきた。
磐音も忙しくなりすぎて、南町奉行所のお手伝いも少ないもんね。
竹村さんが出てきて私的には面白い一冊。
竹村さんが気持ちを引き締め、でも、少しかわいそう。
寄る年波には勝てないのか…。
いつまでも武士と言いながら力仕事に明け暮れ、飲んだくれ、みんなに迷惑をかける竹村さんが愛すべきキャラだったのにな…。
そして西の丸様。鰻を食べるだけでも家臣は大変だったろうに、今回は外に出ますか(笑)
そして、その世間知らずっぷりは面白いかも。

佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸双紙 照葉ノ露」。
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芒の穂が秋の風情をみせる頃、佐々木磐音は南町奉行所定廻り同心木下一郎太らとともに上総の地に赴いていた。一郎太の出入りの旗本家に不祥事が出来し、事態解決のため磐音も同道することになったのだが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十八弾。
どうして磐音が設楽家のいざこざに出張っているのか、よくわからない始まり。
早苗さんはすっかり道場の一員になっているね。
そして竹村さんが門番に…。
門番って、ずっと門にいないとだめなんじゃないの?
お酒、飲めなくなるね…。
そして西の丸様、今度はお気に入りの磐音を西の丸に呼びますか。
なんでもありだな(笑)
そして、磐音がどんどん成長して、かっこよくなっていく。
今まで磐音をそんなにかっこいいと思っていなかったけど、西の丸に「王者の剣」について真剣で教えている場面はかっこよかった!!
しかし、登場人物の出入りが多すぎて大変だ。
全シリーズ家にあるなら何度でも読み返して確認できるが、借りている身としては、登場人物が消え、そして、戻ってくると記憶を探らないといけないもんな。
…買うか?いや、今更?30冊弱あるもんな(笑)
2009.05.25 Mon l 読書 l COM(0) TB(0) l top ▲
今回読んだ本は、私の時間つぶし用の本。
奥田英朗の「サウスバンド」上下。
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小学校6年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても変わってるという。父が会社員だったことはない。物心ついた頃からたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、よその家はそうではないことを知った。父は昔、過激派とかいうのだったらしく、今でも騒動ばかり起こして、僕たち家族を困らせるのだが…。—2006年本屋大賞第2位にランキングした大傑作長編小説。
お父さん、かっこいいね。
で、お母さんもすごいね。
でも、この二人の子供は大変だね(笑)
放っておけば無害な父か?…無害か。
社会のルールを守らないけど、人を傷付けるわけではないんだもんね。
奥田作品にはどろどろしたもの、もしくは単純に笑えるものを想像していたので、こんなファンタジーのような(決してファンタジーではないが)、ふわふわとした結末がはっきりしないような話を書くとは意外だった。
しかし、面白い家族だ。

菊池秀行の「魔界医師メフィスト 黄泉姫」。
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霧がたちこめる冬の新宿。メフィスト病院に甘い香りを放つ記憶喪失の女が運ばれてきた。女が話す言葉は古代日本語。だが、忽然と彼女は病院から姿を消してしまった。異変を感じたメフィストは出雲へ。閉ざされていた黄泉の国の扉が「魔界都市」に向けて開かれたのだ。悪鬼たちが跳梁する!ハイパー伝奇巨編。
今度の敵は黄泉の国の住人。
なんでもありの新宿だが、黄泉の死なない生き物を相手にするか。
だから、敵を倒すって言うより、黄泉の国に帰すって言う話かな。
しかし、いづなは勝手すぎないか?(笑)
そして、時々このシリーズを読んでいて思うが、作者は主要キャラ以外の扱いがひどい。
命を張っていづなを助けた守り人があっさりお話から消えていく。
2009.05.25 Mon l 読書 l COM(0) TB(0) l top ▲
今回読んだ本は元会社の先輩にお借りした本を数冊。
福岡伸一の「できそこないの男たち」。
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「生命の基本仕様」それは女である。本来、すべての生物はまずメスとして発生する。メスは太くて強い縦糸であり、オスはそのメスの系譜を時々橋渡しし、細い横糸の役割を果たす“使い走り”に過ぎない。分子生物学が明らかにした、男を男たらしめる「秘密の鍵」。SRY遺伝子の発見をめぐる、研究者たちの白熱したレースと駆け引きの息吹を伝えながら「女と男」の「本当の関係」に迫る、あざやかな考察。
ちょうどSRY遺伝子について書いてある本を読んだところだったので、ものすごくタイムリーでした。
しかし、科学者はすごいね。
その方面に興味がないからかもしれないが、虫、作品の中で使用されていた「アリマキ」を例にしても、「アリマキ」と言う虫の存在も知らなければ、たとえ、知ったところで生態には興味も持たないし、ましてや、その吸蜜中の虫をナイフで切ってみようとか、有性有無を調べてみようかなんて思わない。
なんにでも興味を持ち、それについて今現在できうる限りの技術を持って、小さな虫すらも調べようと思えるその気持ちが大事なんだろうね。
しかし、「アリマキ」はすごい。
基本はメスしかない生き物。子供を産むと言うより自分一人でクローンを作る。
ではオスはいないのか?いる。なんのために?
オスはメスのできそこないといして産まれる。
が、生きていくには厳しい冬が来るころには、一人で子供(クローン)を産めるメスが、オスと交尾をして卵を作る。
厳しい冬を乗り越えるために。
すごい!!人間もこうであったら便利だろうに!と思うが、読み進めると短絡的に考えた自分が恥ずかしくなる。
クローンイコール成長のない個体。
オスと交わることによって、以前よりも出来の悪い個体が生まれるかもしれないが、出来のいい個体が産まれることもある。
そうして、生き物は進化していく。
あと、「ネイチャー」と言う雑誌は面白そう。

福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」。
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生きているとはどういうことか。;謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。
遺伝子の話は面白いが、DNAの話は難しい。
そしてその難しいDNAについて研究する人間は本当にすごいと思う。
しかしこの人の本は本当にわかりやすい。
小説みたいに科学の世界について書かれている。

池田清彦+養老猛の「正義で地球は救えない」。
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環境問題等、今、マスコミで言われている正義について書かれている。
ものすごくわかりやすい。面白かった。
書かれている内容はよくある環境問題の反対意見(レジ袋よりエコバッグの方が環境に悪い。みたいな)だが、面白かった。
私自身は環境問題について深く考えたことはない。
知識として、色々な意見を耳にするぐらい。
考えなければいけない問題なのかもしれないが、「自分が快適に過ごせる毎日」の方が重要で。
レジ袋かエコバッグが?みたいな問題も深く考えない。
私は基本エコバッグ。でも、エコバッグを買った事はない。
最近は色々なおまけ的要素でやたらとエコバッグがタダで手に入る。
それに、もともとレジ袋を邪魔に思っていたから(笑)
レジ袋をゴミ袋代わりに使うと言っても、レジ袋だけでごみを出そうとすると、何袋にもなってごみ捨てが邪魔くさいし、大きな買い物をして渡されるレジ袋は大きすぎて使い勝手が悪いし、コンビニとかでジュースやおにぎりを入れてくれるレジ袋は小さすぎて使い勝手が悪い。
大きさ的にはスーパーで渡される中ぐらいのレジ袋が料理中の生ゴミをすてるのにちょうどいいぐらいかな。
でも、一日に何枚も必要なほどごみは出ないし、結局溜まっていく一方でまとめて捨てる羽目になる。
だからエコバッグ。
重いものを買い物した時、スーパーでくれるレジ袋ぐらいでは家に帰るまでに破れてしまいそうな気もするし、持ち手が細くて腕が痛い。
だからエコバッグ。
私は環境について考えると言うより自分の都合でエコバッグを使うかな。
それに、マイバッグを持っているだけで5円程度得するスーパーも多い。
他にもエコカーだの冷暖房の温度設定だの色々個人でできることはあるのかないのか…謎だが、いろいろ提唱されている「環境保全」も、自分の都合で選択している。
個人の活動はとても大事だと思うが、個人だけ我慢をして大企業が(例えば)CO2を排出しまくっているのはおかしいとも思うから。
大企業に設置されている冷房の温度設定が真夏に一斉に28度とかになるのなら、私も家で28度に設定するが、絶対にありえない世の中だしね。
高いお金を出してエコカーにするのもいいと思うけど、大企業がむやみに走らせている社用車がすべてエコカーになったら私も買うかもね。
ごみを減らそうと言っていることはいいことだと思う。
でも、大企業が毎日に出す紙ごみ等、そのゴミの量は個人ががんばって取り返せる量ではないと思う。
無駄にならない程度にごみを使いまわすが、洗ってまで、テープで補強してまで、自分で包装紙を買ってレイアウトしてまでゴミを再利用しようとは思えない。
そして、少子化問題についての記載もあった。
うちは子供が一人。二人目は考えていない。
子育てに向いているかいないかで言えば、私は向いていないと思う。
自分の子供はかわいくて大好きだけど、子供を育てるにはたくさん我慢をしなくてはいけないから。
たくさんの我慢が出来ない、したくないタイプなんだろうな〜。
「みんなそうなんだよ。わがままだよ。」と言われても、子供を産んで育てることは難しい。
仕事で我慢はできても、プライベートでの我慢は難しい。
子育ては仕事でもあるが、プライベートでもある。
「将来年金とか保険とかいっぱい困るよ!」と言われてもそうならないように貯金しようと思うかな。
「ひとりっ子じゃ子供がかわいそう。将来家族が少なくて寂しいよ。」と言われてもな〜。一人っ子は全員かわいそうか?親の愛情次第のような気もするな。
もしも、自分がひとりっ子で寂しいと思っているのなら結婚して自分が子供をたくさん作って家族を増やせばいい。
将来、自分が寂しくなったとしたら自業自得だし。
それをいちいち説明するのもめんどくさいし、わかってもらえるとは思えないが、この本の中ですごい記述を見つけた!!
「地球の事を考えるのなら人類は減っていかないと資源がなくなる」。
そう、日本の国力が下がることが問題で「子供を産め!」みたいな流れだが、世界規模で考えたら少子化は問題ではない。
よその国で人口を減らして、日本はこのままキープしておきたいだけだろう。
それはどこの国でも思っていると思うよ。
だったら、人口は減らないで増えるよ。
最後にダライ・ラマ14世の言葉が記載されていたが、ものすごい真実だと感心した(笑)
この本は極論でもあるが、とてもわかりやすいから、あやふやなままになっている色々な問題について考えさせられた。

高橋義夫の「御隠居忍法」。
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伊賀者の子孫・鹿間狸斎は四十で家督を子に譲り、草深い奥州に住みつくことに。そこでは奇怪な事件が次々と飛び込んでくる。不気味な流言蜚語、謙信公の首、黒手組…。一方で不作や飢饉を背景に、藩には財政悪化が忍び寄っていた。狸斎は事件を解決できるか。山中の決闘シーンの痛快さ。
何気なく読み進め、途中で「どうして狸斎がこんなに事件に関わるの?」と思い、もう一度最初から読み返した。
が、やはり、狸斎は頼まれたわけでもないのに事件に関わっている。
意外とこういう感じに自分から首を突っ込んで事件を解決する時代物ってないような気がする。
で、嘉吉って何者?登場からして意味がわからないんですけど。
どうしてこんな登場のし方?
登場時からこんな風に使い続けることを考えていた?
行き当たりばったりのような…。
お話としては面白かったです。

フィリップ・フォレストの「さりながら」。
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喪失の世界を生き延びるためにパリ、京都、東京、神戸、これら四都市をめぐり、三人の日本人、小林一茶、夏目漱石、写真家山端庸介の人生に寄り添いつつ、喪失・記憶・創作について真摯に綴った“私”小説。
私にとって読みにくい(相性の悪い)本と言うのは、難しい学術書ではなく、何を言っているのかよくわからない「詩」的な話なんだと再認識。
これは私が活字が好きで、活字ありきで本を読むために、何を言いたいのかよくわからない、文間から作者の意図をくみ取らなければいけないような文章が苦手らしい。
しかし、フランス人が「夏目漱石」に興味を持つのはわかるような気がするが、「小林一茶」に興味をもったのが意外だった。
っていうか、私の中に一茶についての知識がほとんどない。
旅をしながら俳句を読んだ人と言う認識だ。
俳句とは季語がなければいけないと思い込んでいたのだが、一茶の句にはほとんど季語がない。俳句とは5.7.5が基準だと思っていたのだが、そうでもない。
つまり、「詩」なのだろう。
そして「山端康介」になると名前しか知らない。
そして、何度読み返しても、私には作者の言いたいことがよくわからなかった。
こういう、「各々の心にまかせます」みたいな文章は苦手だわ…。

万城目学の「プリンセス・トヨトミ」。
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このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった—。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。
私は本を読むとき、表紙も作者も題名も見ないで読みだす。
で、これもただ本を開いて読みだした。
始めは「会計検査院」というところの話なんだ〜と普通に読みだしたが、だんだん「?」。これ何?ファンタジー?みたいな途方もない話に進んでいく。
で、一通り読み終わった後に作者を見たら「鴨川ホルモー」とかの人だった。
そう、ありえない…というか、よくもまあ、こんな設定を思いつくものだと言う現代話を書く人。
今回も関西を舞台に途方もない話を思いついていた。
本当、尊敬するわ。
好き嫌いで言うと、私には苦手な話を書く人なんだけど、でもこの発想にはいつも驚く。
設定もキャラもいいのに、どうしてここでこんな荒唐無稽な方向に進むかな〜と私的には残念。
でも、「ミラクル鳥居」のミラクルっぷりが好きです。
2009.05.21 Thu l 読書 l COM(0) TB(0) l top ▲
今回読んだ本は地元の友人に借りた本を数冊。

東村アキコの「海月姫」1巻。
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主人公はクラゲオタク! 住んでいるアパートは男子禁制、通称「尼寺」。住人はディープな趣味を持つ腐女子ばかり。自分たちを「尼(あま)〜ず」と呼び、「男を必要としない人生」を謳歌(おうか)している。そんなおり、ふとしたことで出会った男はなぜか女装していた!! ここから、主人公・月海の生活が大きく動き出す!
勢いのある漫画だ(笑)
色々感想はあるが、ちょうど三国志のマンガを読んだところなのでまややの三国志あてはめトークが一番タイムリーで共感できます(笑)
だからまややが好きです。
ちなみに私が蔵之介をあてはめても周瑜だな(笑)
そして趙雲を言いすぎ!と言っていたからまややは趙雲の方が好きなのかな。
私は周瑜の方が好きだけどね。

東村アキコの「ママはテンパリスト」1巻。
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革命的面白さの新世代育児エッセイ!
漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり(=あわてて動揺する)!! 息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになる!
大笑いしました。
ごっちゃん、面白い!!
出産シーンから話は始まるけど、思い出したね、自分の時の事を。
私は陣痛感じて2時間、苦しかったのは1時間ぐらいと言う超安産だったんだけど、それでも、その1時間が辛かった!!二度と味わいたくない。
ちなみに「会陰切開」の説明を先に出産した友人たちに聞いていて、「信じられない!!」と思っていたが、実際はいつ切ったのかもわからないほど大したことではなかったね。確かに。
ごっちゃんの何が面白いって、母乳への飽くなき執念(笑)
うちは母乳ではなかったが、周りには母乳の友人たちがいて、確かに移動中でも何でも「おっぱい!おっぱい!」と叫んでいたな〜。
あと、ママの失敗をずっと言っている時期とかあったな〜。
そしていまだに言われたりもする(笑)
あと、「ごっちゃん、赤ちゃんだわ」と言う開き直り。
うちの息子もまだします。
なかなかおむつがとれない時も「赤ちゃんだからパンツじゃなくておむつにする!」とか、よく言います。
おしゃぶりがないと寝れない息子。
「やめようよ」と声をかけると「赤ちゃんだからおしゃぶりないと…」と言います。
うちの子供もおしゃれなおもちゃより、ただの空き箱に興味を持ちます。
友人にもらった出産祝いで、ものすごくかわいいぬいぐるみのセット。
…まったく遊びません。
どちらかというと、そのぬいぐるみが入っている袋だけで遊びます。
出産祝いは、本当に、子供のいる人といない人と変わります。
かわいいものを人に贈りたくなる。自分の趣味を疑われたくないから、おしゃれな物を用意したくなる。
が、子供はおしゃれな物を喜ばない(笑)
おしゃれな服より「おむつ」や「おしりふき」のほうが助かったりする(笑)
おしゃれな服って結構着せにくかったりするんだよな(笑)
私が過去友人に送ってきた出産祝いは「かわいい服」とかが多かったかな。
多分、友人は一度か二度ぐらいしか着せていなかっただろう。
子供はすぐに大きくなるし、おしゃれな服を着せる場面ってそんなにないし。
ここぞ!と言うときは自分の趣味の服を着せたくなるだろうし。
私が一番助かった出産祝いは「離乳食ブック」だったりする。
子供3人いる人からの出産祝いです。
離乳食を始めた7ヶ月目ぐらいから普通の食事ができる2歳ぐらいまで、本当に活用しました。
いや、出産祝いだからなんでも嬉しいんだけど、なかなか難しい。
あと、たまにパパに子供の世話を任せて「楽なもんじゃん」と思われて悔しい思いは私もしました。
他にも色々、「わかるわかる」とうなずきながら、そして、それが大笑いするような面白い話になっていて、このマンガ、本当に面白かったです。

嶽本野ばらの「シシリエンヌ」。
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目をそむけてはいけない。官能の衝撃、哀切な長篇小説。
赤裸々に綴ります。高三の冬が近づいた頃、貴方と出会い、僕の官能は瞬く間に虜になりました。貴方が障害を抱えることになり、人里離れた、あの「館」でインモラルな×××をはじめたときも、だから僕は躊躇せず、あとを追い、貴方に付き従ったのです。パラドックスに満ちた仕打ちが待ち受けているとは予想だにせず……性と純愛、官能の極みを描く、かなりやばい長篇小説。
官能小説かな〜。
まとめて友人にかりた嶽本作品だけど、この本だけ、ものすごく読みにくい。
キャラの設定もいいし、舞台もいい。
文章もあいかわらず綺麗で美しいんだけど、性描写がありすぎてそこは飛ばしました(笑)
しかし、この人のあくまでも美しさを求める感覚はとても好きです。
貴方は外見も内面も美しさのみ求める。僕が求めるのも貴方の美しさのみ。
貴方が何をしようと構わない。それが貴方の美しさを損なうものではないのなら。
とても周囲には理解されることのない愛の形の話です。
でも、話の内容はどうでもいい。
私が心魅かれるのはやはり美しい登場人物の美しい人生観かな。

嶽本野ばらの「下妻物語」。
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四方八方田んぼだらけの茨城県下妻。そんな田舎で浮きまくりのバリバリロリータ少女・桃子は、大好きなお洋服欲しさに始めた個人販売で、これまた時代遅れなバリバリヤンキー少女・イチコと出会う。見た目も趣味も全く違うこの二人。わかり合えるはずはないのに、やがて不思議な友情が芽生えて……。ギャグぶっちぎり! 思いっきり笑ってほんのり泣ける爆走青春ストーリー。
本を読むより先に映画を見ていました。
私の大好きな映画。DVDも持っています。
先に映像を見たせいかもしれないが、イチゴと桃子のイメージに合っていたと思う。
読んでみたら本当に面白かった。そしてかわいかった!!
嶽本作品にしてはメジャーすぎて、普通すぎて賛否両論みたいだけど、私的には本当に好きな話。
本も買っちゃおうっと(笑)
一番好きなシーンはイチゴが桃子のためにモデルを引き受けるシーン。
ダイヤの原石がダイヤになる瞬間!!
後は色々面白い場面はあったけど、物語の根底にある「ロココな世界」が大好きです。
私はロリータではないけど、ロリータはとてもかわいいと思う。
1冊の本のほとんどが大好きな本って珍しい。
桃子のロココな考え方が大好きです。
イチゴの頭の悪さも好きです。

嶽本野ばらの「鱗姫」。
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げに恐ろしきは鱗の病?美貌の娘・楼子(たかこ)を初潮とともに襲った「鱗病」。その忌まわしき病を伝える龍鳥(たつお)家の秘密とは? 自慢の肌を冒す病の恐怖に脅える楼子は、やがて凄惨な治療法を発見するが…。澁澤龍彦に顕現した「魔道継承にこころざす異端の魂が絶えることはないのだ、と実証するかのよう」(本書解説より)と評された、平成の耽美派・嶽本野ばらの異色の美肌ホラー、待望の文庫版。
「私は美に固執してしまうのです。どれだけ顔立ちが整っていようと、魅力的なパーツを持っていようとも、お肌が荒れては台無しです。〜顔の良し悪しは時代によって変化します。が、肌の荒れたモデルがちやほやされることはありえません。」
この物語のテーマが何であるのかはともかく、この、美に関する記述が大好きです。
実は鱗ができる奇病だとか、殺人とか、近親相姦的な話とか物語は進むけど、この本の中で心に残るのはあくなき美への追及。
嶽本作品はかたよってはいるが、私の好きな美の世界が認められているようで、とても心に残ります。
黎子叔母さまもお兄様も主人公も美についての思考がとても似ていて素敵です。
2009.05.21 Thu l 読書 l COM(4) TB(0) l top ▲
今回読んだ本は、お風呂の中や、パソコンが起動するまでに読んでいた本を。

菊池秀行の「魔界医師メフィスト 黒天女」
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大胆にもメフィストに往診を頼んだ男がいた。連れていかれたのは妖気妖物の集合地点“西新宿の薮知らず”。不気味にざわめく竹林の奥深くに男の妻、美しい夢を見せられたような竹美はいた。原因不明の記憶喪失、周囲に不幸を撤きちらすような運命、京都の竹林で発見された出生の秘密。そう、彼女こそは、まさしく…。一方、彼女の身を奪おうと、突如立ち現れたヨーロッパ情報銀行国際渉外部責任者・プレベイン公爵の正体は?驚くべき妖術で美貌の医師が紡ぐ美しい旋律が、「魔界都市」にまた新たな神話を生みだした。戦慄のシリーズ第七弾。
かぐや姫が敵だが、月はメフィストに味方する(笑)
月ならかぐや姫に味方しそうだけどね。
それもメフィストが美しいからで片づけられている(笑)

菊池秀行の「魔界医師メフィスト 魔女医シビウ」。
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午前三時、メフィスト病院の扉が音も無く開いた。そして、疾風と共に現れたひとりの女性。限りなく透明に近い肌と、慈愛に満ちたその美貌は、全ての男を魅了し狂わす。彼女の名はシビウ。かつてメフィストと老師ファウストの下に学び、その才能はメフィストを凌ぐと謳われた魔女医であった。そのシビウが“新宿”に狙いを定める。今ここに、美と医を賭けた世紀の対決の幕は上がった。美しく、静かに、そして冷酷に…。耽美と狂気の交錯する待望のシリーズ第8弾。
今回の敵は兄弟子。
そして女。
強すぎるメフィストの敵はどんな人物かが興味あるな。
だって、強すぎるから、絶対に勝つんだもん。
どんな本でも主人公は負けないものだけど、メフィストって、異常に強いから敵を考えるのが本当に大変そう(笑)
しかし、今回シビウに利用された人々って本当にかわいそう。
ほとんど出番なく、あっさり死んでいくって…。

島田荘司の「最後のディナー」。
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龍臥亭で出会った里美と石岡に新たな事件が降りかかる。上京してきた里美に勧められるままに、英会話学校に通うはめになる石岡。そこで知り合った孤独な老人と親交を深める。しかしイヴの夜に里美と三人で囲んだ晩餐を最後に、彼は帰らぬ人となった。あの夜、彼が取った謎の行動の意味とは…?表題作「最後のディナー」ほか全三編を収録。心が痛むほどの透き通った愛を描いた、「御手洗シリーズ」珠玉の短編集。
私はいろんな本を何冊も同時読みしている。
寝るときに読む本、お風呂で読む本。台所で料理の合間に読む本、自分の部屋でパソコンが起動するまでに読む本、外出時に読む本…等、あちこちに本が置いてある。
今回は自分の部屋で読む本。
ここに置いてある本は、基本的に昔買った本。
さらに出版年月日順ではなく、適当に手に取った本から読むことにしている。
島田荘司は大好きで昔から買っている。
でもそんな島田作品の中でも、この「最後のディナー」はあんまり好きではない。
もともと御手洗潔が好きで、その相棒の石岡君があまり好きではないから、石岡君主人公の話はあまり好きではない。
そして里美も好きではない。
そりゃ、石岡君と里美しか出てこないこの本は私的にはいまいちだよな〜。
解決には御手洗も少し電話でだけ登場するが、電話で解決できるような事件だからな〜…。

島田荘司の「消える「水晶特急」」。
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華麗なる列車が突如消滅。1985年4月、天井から床まで全面ガラス張りの「水晶特急」が、上野から酒田まで、マスコミ関係者を乗せて処女旅行に出発。その直後、散弾銃を持った男に列車強奪された。犯人は大物代議士、加灘耕平の旧悪告白を要求。人質の女性誌記者・蓬田夜片子にマスコミ公表を命じた。だが、驀進する列車は人質もろとも姿を消した…。刑事が奇想天外な大トリックに挑む傑作ミステリー。
吉敷竹史が解決するけど、主人公は女性。
島田作品の中でもかなりライト。
トリックは色々無理があるような気はするけど、女性を主人公にしている事で、トリックより感情を重視している感じでお話的にはまあ、普通。

島田荘司の「消える上海レディ」。
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青いペイズリーの柄のチャイナ・ドレス、つば広の帽子、青いパンプスで着飾り、膝から下の美しい脚線を見せる謎の「上海レディ」…。取材で神戸—上海を結ぶ「鑑真号」に乗ることになった女性誌記者・弓芙子。だが、出港前から彼女の命を執拗につけ狙う、上海レディ・林翠玲。“密室”と化した船内で連続して起こる血の兇行。異国の匂いが漂う、傑作ミステリー、待望の新装版。
島丘弓芙子と蓬田夜片子のコンビによる物語。今回は吉敷竹史が登場しない。一般に『水晶特急』は吉敷シリーズ中の一編に数えられ、本作はそこから枝分かれした作品ということになっている。
彼女たちは島田作品の女性には珍しいタイプ。
とりたてて頭脳明晰でもなければ、男勝りのスーパーヒロインでもなく、稀代の悪女でもなく、絶世の美女でも無い。幾分おしゃれなムードを持った女性誌の記者であるという以外は、なにも特徴が無い。二人は何処にでも居る日常的な感覚をもつ女性たちで、ごく普通に若々しく可愛らしい。
だからものすごく盛り上がる事はないし、第一、探偵が登場しない。
変わった話だと思う。
でも、物語の根本にある「上海レディ」についての話は島田作品らしい感じ。
彼女の哀しい人生が辛い。
「上海レディ」で1冊書けそうなんですけど。

連城三紀彦の「秘花」上下巻。
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「お父さん、浮気してるわよ」中学三年の水絵の言葉に知子はギョッとした。水絵は父親にも「母さんは陶芸教室の先生と浮気している」と作り話をしていたのである。十四歳の娘のなかで何が起こっているのか?古い鼈甲の櫛をめぐり、亡き母ゆいと夫の関係について煩悶する知子に、水絵は自分が妊娠四ヵ月であることを告白する—ミステリ・タッチで展開する、女三代の恋愛大河小説。
はた迷惑な母親だ。
ゆいのことね。
自分の過去で孫と義理の息子をあやつり、実の娘にだけ何も知らせない。
自分だけのけ者にされていたら、辛いよな。
上巻はそんな感じでいらいらする。
下巻はゆいの過去。これだけで成立しそうなほどめいいっぱいい過去話。
ついつい、知子や水絵の事を忘れていたわ。
でも、本当にゆいは自分勝手だったと思う。
遊郭で働いていたことを娘に隠していた気持ちはわかる。
でも、それなら一生、死んでからも隠し通せばいいし、ノートに残して残りの家族をふりまわしているとしか思えない。
2009.05.21 Thu l 読書 l COM(0) TB(0) l top ▲